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2010年2月

2010年2月23日 (火)

八木アンテナのマッチングについて

最近ハイバンドのcondxが良いので、移動用に、簡単に設置できるHFの八木アンテナを作れないかと考えている。

以前、移動用に垂直2エレというものを作った。(2008年11月30日の日記参照)

これは垂直ダイポールの後ろ側に、1/2λより少し長めの反射器を置いただけの、かなりいい加減なアンテナである。給電は、50Ω同軸を直付けしているのであるが、それで本当に良かったのだろうか、と気になっていた。

というのも八木アンテナ系では、ガンママッチとかスタブとか、何らかのインピーダンスマッチングをとるのが普通だからである。マッチングも取らずに八木アンテナでござい、というのは私の無知をさらすようでかなり恥ずかしいことだったのではないか???

それで、ネットでいろいろで調べてみたのだが、結論としては「マッチング回路無し」もアリというのが分かってきた。

八木アンテナは、一般に給電点インピーダンスが20Ω以下に下がるらしいのだが、それはゲインとかFB比を優先させて設計した場合の話で、反射器や導波器の間隔を適切に選べば、50Ω直接給電が出来る。具体的には2エレでは、輻射器と反射器の間隔が0.2λ程度なら、給電点インピーダンスが50Ωくらいになる(CQ出版「アンテナハンドブック」p350)。2008年の日記で、「反射器との間隔は4mくらいが一番いい」と言っているのは、要するに、この2つのエレメント間隔は0.2λが良い、と言っているのだ。

また、複数の記事で、輻射器と導波器の間隔を狭く取ると、インピーダンスを持ち上げることが出来るらしいことも分かってきた(3エレの場合)。

ということで、昔使ったこのアンテナもあながち怪しい代物ではなかったのだな、安堵している。

2010年2月21日 (日)

ARRL DX CW(二日目)

昨日の戦果には不満が残ったので、今朝は、飛ばないだろうなと思いつつも、自宅からモービルホイップで参加。

■アースで苦戦

昨夜、7MHzでためし打ちをしたときに、アース不良のためかSWRが無限大になってしまい、MAT50の代わりに10m長のワイヤをベランダに放り投げて内蔵チューナで強引にチューニングを取っていたのだが、今朝は果たしてどうか。

MAT50ではSWRがまったく下がらない。

これはまたワイヤをベランダに流しておくか・・・とも思ったのだが、MAT50を、もっと手すりに密着するようにビニールテープで養生してみたら、なんとSWRが下がった。とりあえずこれで運用することにする。

最近、SWRが下がっているときでも時折回り込みが起きて、送信が止められなくなることがあったのだけど、ベランダ手すりを利用したアースはあまり安定していないようだ。

■本題

さて、8時過ぎから14MHzでワッチ開始。最初に聞こえてきたのはKC1XXで、ナンバーを聞くと「NH」。いきなり東海岸である。ほぼ1callでコピーしてもらえたので、これはいけそうだと、片端から呼んでいく。

結局、1エリアはMA,CT,ME,MDができて、2エリアはNYが出来た。QSOは出来なかったけれどVAなども聞こえていた。VAは出来ていれば新州だったの残念。

珍しいところでは「PEI」ができた。カナダのプリンスエドワード島のことで、K1ZMの別シャックのようなのだけど、サイト(http://www.k1zm.com/)を見るとこれがすごい設備。20mのアンテナは5エレが3パラでスタックされているそうです。こちらのpoorな設備でも交信できたのは、ひとえに相手のおかげ。

それにしてもベランダホイップでこれだけ出来るとなると、見晴らしのいい場所に移動していたらもっと深いところが聞こえたんじゃないか、という気がします。でもこれからcondxは上がっていくでしょうし、今後の楽しみにしておきます。

2010年2月20日 (土)

ARRL DX CW

今週末はARRLDXにあわせて久方ぶりの運用。

例年、ARRLDXの開始前数時間は、カリブ・中米方面のコンテスト局が助走を兼ねてランニングしていることが多いので、それらの局を狙ってコンテスト開始3時間くらい前(朝6時)に運用場所に到着。

しかしまだ日の出前で、ローバンドでヨーロッパが狙えそうなので、1.8/3.5/7/10/14のギボシバーチカルを立てて運用開始。

日の出前ということでまず1.8に出ようとしたのだが、今日はどういうわけかコイルの巻き数を変えてもSWRが落ちない。このままでは時間がもったいないので、3.5/7/10MHzあたりを行きつ戻りつする。

■3.5MHz

まず3.5でS57UNが良く聞こえていたのでコール。応答をもらったとき「JF1HY」と「G」の間にちょっと間があって、果たしてフルコピーしてもらえたかどうか心配。もしかすると「JF1HY」とコピーして、その後「GE」または「GM」と打ってきたのかもしれない。いつもなら、確信がもてるまで何度も自分のコールサインを繰り返すのだが、今日は、下手に繰り返して尻切れトンボになるのを恐れ、TUを打って自分で引っ込んでしまった。いかん、こういうことでは。何故だか自分に自信が持ててない感じ。

■7MHz

7MHzではHA、YO、LZ、E7といった東欧、バルカン半島方面が聞こえるのみで、目新しい感じがしない。とりあえずE77XZと交信して電波が飛んでいることを確認。

■10MHz

10MHzでZ21BBが出ているというスポットがあがったので、10MHzに上がってみる。だが、すでにZ21BBはかなりのパイルになっていて、50Wにバーチカルでは打ち込めそうも無い。しかたなくバンド内をさまよっていると、弱いCQが聞こえてきた。SV2・・・と聞こえるのでギリシャのよう。誰も呼んでいないのでコールするとすぐにコールバックがあって、2,3度繰り返して自分のコールをコピーしてもらった。SV本土は初QSOなのでこれで1UP。その後しばらくCQを繰り返していたようだが、ほどなくこの局もクラスタにスポットされた。

さて、周囲も明るくなってきたので、ハイバンドにQSY。

■18/21MHz

18,21あたりでFMとか8Pが聞こえているらしいのだが、バーチカルではほとんど、あるいは、まったく聞こえません。このくらいの周波数ではビームアンテナが欲しくなります。

■14MHz

14MHzは、7MHzのフルサイズバーチカル用のワイヤに、サガ電子の14MHzZeppライクアンテナの給電部をつないでオンエア。しかしこの垂直ダイポールをもってしてもJ38XXは聞こえず、かろうじてパイルをさばく6Y1LZが聞こえる程度。なんだか今日のcondxはぱっとしません。

■28MHz

クラスタを見ると28でHCが聞こえるらしいので、モービルホイップをつないでワッチ。するとHCは聞こえなかったがLU5FFが聞こえる。10mも飛ぶようになったかと思うと一種の感慨を覚えます。

さて8時半頃、休憩のため車の外に出ると、一人の男性が「何メガのアンテナ?」と声を掛けてきた。聞けばやはり無線をやられている方で、430辺りで運用しているとのこと。しばしお話をして、ご挨拶代わりにQSLをお渡しする。

■本題のコンテスト

さて気がつくと時計はもう9時半に近づいている。今日のコンディションを考えると、21辺りで運用開始するのがよさそう。そこでアンテナを21に切り替えてバンドの下からスイープしていきます。

しかし21では最も遠くてもコロラドどまり。なかなかロッキー山脈の向こうが聞こえてきません。それでも久しく21で北米を聞いていなかったので一通り交信していきます。一段落したところで14にQSY。こちらは一応PAとかMAくらいまで聞こえていました。なかでもK1ARは非常に良く聞こえていたのでQSO。

さて、ARRLDXはもう3年連続で参加しています。目的はWASを完成したいからですが、27州までCFMしたものの、そこから先が増えません。聞こえてくるのは決まった州だけで、比較的交信の容易な0、7エリアでも、NE、ND、SD、MT、WYといった辺りの信号は全く聞いたことがありません。1エリアのMA、CT以外の州もなかなか聞こえてこない。

おそらくここまでくると伝播がどうのと言うより、「人口が少ない」というのが最大の理由のような気がします。DXCCのように、WASも難易度ランキングってありませんかね・・・。やはり一番難しいのはWashingtonDCかなあ。

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