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2010年9月

2010年9月26日 (日)

17m Vertical Moxon

17mmox

目下、HFハイバンドのビームアンテナをいろいろ画策中ですが、今度はこんなのを作ってみました。17m用のVertical Moxonです。

3月に2m用のMoxonを試作したのですが、HF用については構造的な不安が解決できなかったので、しばらく製作をお休みしていました。今回、軽量なクロスマウント部製作の目処がついたので実際に組み上げてみました。

■製作編

マストは、ワールドワイドのGR-H-1000。10m長のグラスファイバポールです。

クロスマウントは塩ビパイプ(VP13)とU字ボルトで、出来るだけ部品点数を減らして製作。

塩ビパイプは、そのままだと2本のパイプが十字にしっかり固定できないので、グラスファイバポールが当たる部分に熱した半田ごてを当てて、少し凹ませています。このクロスマウント部分の重量は74g。

Crossm

このクロスマウントの塩ビパイプ(VP13)に、約1.5m長のグラス釣竿を挿して、水平方向のマストとします。グラス竿は近所の釣具店「上州屋」で購入。

エレメントは近所のホームセンターで買ってきたVSF線で製作。寸法はMoxon専用設計ソフト「MoxonGen」の寸法そのままにカット。

ちなみに、給電点は小さめのヒューズソケットで製作。給電ケーブルは架空部分が1.5D-2Vで、マストの辺りからリグまでは3D-2Vを使用。給電部での接続は、今後15m用Moxonでも使えるようにするためワニ口クリップで着脱可能にしてみました。

Feedpnt

あとは、MoxonGenで出した寸法どおりに、エレメントを縦横のマストにテープで止めるだけ。

■調整

さて、まずはアナライザでSWRの下がる点を探しますが、なんと16MHz台で1.2程度。そこでラジエータを少し切り詰めます。結局ラジエータの両端を10cm切り詰めたところ、1.7くらいまで追い込めたのでここまでとしました。

さて、このとき虚数成分は13Ω位でしたので、共振点は?と思い、追い込んでみると、虚数成分が最小(一桁)になるのは18MHz台後半から19MHz台。このときの実数成分は25Ω。

実は2mMoxonを作ったときも、共振点におけるインピーダンスは約25Ωだったのです。Moxonは50Ω給電が売りのひとつなのですが、実際に作るとどうもインピーダンスが50Ωにならない。ちなみにMoxonGenで出てきた寸法をMMANAに入力して計算してやると、一応実数成分が50Ω弱、虚数成分が一桁になるので、MoxonGenの計算がおかしいというわけでもなさそうです。この「インピーダンスが25オームになる問題」は今後の課題かもしれません。

■ためし打ち

さて、今日の18MHzは静かです。多くの人はWW RTTY コンテストに参加しているのかもしれません。

それでもW7SがCQを出し続けていましたので、この局をモニターにしてビーム方向を振ってみます。この局の場合はFB比でS2-3くらいの差が出ました。

同じくCQを出していたW5IZ。この局の場合はSメータ的にはほとんど変わりませんでしたが(579くらい)、耳で聞いていると、バックの時は頼りない信号がフロントに持ってくると力強い信号になる、という感じです。

今日はめぼしい局が出ていなかったので、実力は分かりませんでしたが、先日試した14MHz位相給電2エレよりは設営が楽なので、また試してみようと思います。

2010年9月22日 (水)

近着QSL:TF8SM、4O3A

Tfand4o

9/6の早朝にQSOしたTF8SMのQSLと、8/15にQSOした4O3AのQSLが届いた。

二つとも9/6に投函し、9/22にそろって到着。QSL回収所要16日はかなり早いほうです。

4O3Aのほうは2年前にもQSOしていたのだがQSLは未受領。今年になってもう一度QSOできたので、今年の分と2年前の分をまとめて両方請求した。これでまたひとつ焦げ付きを解消できた。

これでCFM/WKD=136/138。

引き続き焦げ付き解消を図るとともに、WKDを伸ばす努力もしなくては。

2010年9月20日 (月)

カリブ方面

今朝は5時半頃から近所の公園で、バーチカルアンテナを設営してワッチ。

7時くらいまではローバンドでEUが聞こえていて、7MHzSSBではEA3の局が大変強力に聞こえていた。しかし「明日は仕事だしそろそろQRT」なんてことを言っていたので、こちらからは呼ばずにワッチのみ。

7時を過ぎると18MHzでカリブ方面が聞こえ始めた。

FG5FR(CW)とか、KP4BD(SSB)は弱いながらもreadableに受信できたが、呼ぶ人も多く、相手にしてもらえない感じ。

それで他の局を探してダイヤルを回していたらWP2BのCQを発見。信号は579-599。かなり強力。QTHは東海岸?と思ったがこの局は米領バージン諸島の局だった。

CQの後すぐ呼べばよかったのだが、タイミングが遅れたのでしばしワッチ。

まずJH*の某局とゆっくり目のCWで、ラバースタンプをはじめた。二局目は、このJH*局と同時に呼んでいたらしいJA6の局を指定して応答。なかなか呼ぶタイミングが無いのでやきもきする。さて、JA6の局との交信が終わって、やっと自分も呼べるというときには、すでに多数の局から呼ばれる状態になっていた。

しばらくオンフレでがんばっていたが、そのうちクラスターに載ってしまい、パイルも大きくなったのでその後はUP指定のスプリットに。ここまできてしまうと私のような局に出る幕はない。

やっぱり弱小mobile局は瞬発力が命なのでした(ため息)。

2010年9月 6日 (月)

TF8SM@20m

今日はお休みをもらっていたので、早朝のEU,AF狙いで近所の公園へ。

ここのところアンテナ製作ばかりで運用のほうが出来てなかったので、いつものバーチカルアンテナを組み立てたら、まずワッチからスタート。

14MHzの下のほうで、強力ではないものの、そこそこの強さでTF8SMが聞こえていた。ほぼ同時に覗いたクラスタにもアップされたばかりらしく、パラパラ数人が呼ぶ程度。2,3度の待ちの後、拾ってもらいました。Icelandはこれが1stQSO。

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とりあえずノルマ達成のような気がしたので、運用は一休みし、昨日購入しておいた1m^2くらいのアルミ製レンジカバーをバーチカルのアースに使う実験をしてみた。

結果から言うとNG。14MHz/18MHzともにSWRは3程度。バンドによる変化は見られないけれど、SWRが下がりきらない。ためしに、18MHz用に約4mにカットした1本ラジアルを地面に転がしてみたら、半分に折って転がしたときにSWRが1.1程度まで落ちた。1本でもラジアルのほうがまだマシの模様。

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そのあと再び運用に戻り、空振りCQを連発していた3D2IIとQSO。しかし18MHzで聞こえていたらしいFMやCOは全く信号は聞こえず。

その後は21MHzにあがってオールアジアコンテスト参加局を何局か呼ぶ。

KE1B、W1EBM、W9SR、N9ZIRといった東海岸方面が聞こえていたけれど、呼べるような強さではなく、かろうじてN8OO(LA)と交信できたくらい。

2010年9月 4日 (土)

同軸のハンダ付けで気づいたこと

先日同軸ケーブルにM型コネクタをハンダ付けしていて、あることに気づいた。それは

・芯線のハンダ付けが完了している状態で、外皮線のハンダ付けをすると、まだコネクタが冷え切っていないときには、芯線~外皮線間の導通がある(もちろん抵抗値は高いが)。冷えると導通が無くなる。

ということである。

最初は、「ハンダゴテの当てすぎで芯線/外皮線間の絶縁体を溶かしてしまったか」と思ったのだが、コネクタのハンダ付けではない他の作業をしているときによくみると、芯線/外皮線間の絶縁体はそう簡単に熱で形が崩れるものではないことが分かる。とすると、高温になった絶縁体はわずかながら電気を通す、と考えるほうが自然だ。

やはり温度が高くなると、絶縁体中の自由電子が解き放たれて動きやすくなるのかな?

でもこういうことって、電気工事する人の間では常識なのかも。

Phased Vertical マルチバンド化

今日は、先日製作した20m用Phased Vericalをマルチバンド化するべく製作に取り掛かった。

マルチバンド化するといっても、凝った仕組みは何もない。することと言えば

①エレメントにギボシを入れて、14/18/21MHzの3バンド化する

②フェーズラインを14/18/21MHz用の3本作る。

③Qマッチの部分は今回はATUにお任せにする。

だけである。

②と、③用の接続ケーブルはあらかじめ作っておいたので、今日の作業は①だけである。

工作自体は特に難しくはないので、すぐに終わる。問題は組み立てである。

■組み立て

組み立てに当たって最初にすることは、2本のエレメントを1/4λの間隔に並べることである。地面にメジャーを置いて、間隔を測る。

次にすることは各エレメントの調整。PhasedVerticalは2本のエレメントそれぞれがきちんとバーチカルとして動作しないといけないから、まず1本目のバーチカルの調整をし、次に2本目の調整をする。

最後に二つのアンテナをフェーズラインをはさんでつなぎ、ATUをつなぐ。

■気がついたこと

今日はまず14MHzでアンテナが動作することを確かめ、そのあと18MHzに変更する順番で作業を始めたのだが、バンドを変える度にアンテナの設置間隔を変え、アースの長さを変えて調整しなおさなければいけないのが面倒だった。

アースは16本くらいを放射状に張ればバンドごとに変える必要も無いのかもしれないが、今回は2本なので、14MHz用に作った5m長のアースは18MHzでは役に立たない。

PhasedVerticalというのは基本的に、固定設置で使うのが正解なのかもしれない・・・。

■今後の進め方

アースは周波数に関係なく使えるように、大きなアルミ箔を地面に置く方法を試してみたい。

今日はオールアジアコンテストだったのだけれど、夕方になるとハイバンドのEU方面の入感はあまり無く、アンテナの性能を試すことが出来なかった。

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