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2014年8月24日 (日)

国立天文台 野辺山

45mdish

8月23日は国立天文台(野辺山)の一般公開日。

ということで、久しぶりに野辺山に出かけてみました。

長野から上信越道で佐久南ICまで行き、そこから国道141号線を南下。だんだん標高が高くなってゆき、1300mを超えたあたりで平原になります。その林の中に野辺山の電波天文台があります。

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敷地に入り、まず目に入ってくるのがミリ波干渉計。口径10mのパラボラが6台あって、6台組み合わせることで(パラボラのアレイ)口径600m相当のアンテナを構成できるというもの。

その次が、最初に写真を掲載した口径45mの電波望遠鏡。

観測棟に入るとラックに搭載した機器群が並んでいましたが、なんと測定データはテープに記録しているとのこと。テープってちょっと古い気もしたんですが、容量は94Gあるということで、HDDよりは機械的なショックに強いからか、今も現役とのことです。

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観測棟には、「冥王星は惑星ではない」としたときの国際天文学連合総会の投票用紙が展示してありました。

Vote

さて、このあたりは国立天文台の観測装置ですが、敷地の片隅(裏は畑)に、手作り感満載の小さなドームが。

185cmdish_2

これは大阪府立大の研究室が独自に設置したもので、大阪から遠隔操作で観測できる小型の(1.85m)電波望遠鏡です。遠隔といいつつも、ドームに雪が積もったりすると観測できないので、観測シーズンになると(11月~4月)、研究室の学生が交代で野辺山に常駐し、雪下ろしなどのメンテナンスを行っているそうです。

また、たびたび獣害(ねずみがケーブルをかじる等)があるとのことで、ドーム脇の機材用のコンテナには「ねずみホイホイ」が多数設置されていました。この日も我々が「ねずみホイホイ、すごくいっぱいありますねー」などといいながらそのひとつを覗いたら、本当にねずみが一匹かかっていました。説明を行っていた学生さんも「これは気づきませんでした」とのこと。

最後は観測所の本館建物の食堂に戻って休憩。

Shokudo


確かにこんなところでは食堂がないと困ります。一見すると、こぎれいな山小屋の風情があります。一方で、棚に積んである安全ヘルメットが現場感をかもし出しています。

野辺山の観測所の見学は実は2度目です。

前回は1995年の秋でしたから、19年ぶり。当時に比べると展示や説明の内容は相当充実しています。説明員の方も、相手に合わせて(子供もいるし、この方面に詳しい人もいる)丁寧に説明してくれます。また観測所のスタッフも見学者も女性が随分増えたな!という印象です。

個人的には、久しぶりに「同好の」「若い人たち」(説明員は学生さんが中心)と話が出来たのが面白かった。彼らは変に専門用語を振り回さないし、バランス感覚のある説明をしていました。「オープンキャンパス」とか研究所の「一般公開」というのは、私が学生だった頃にぼちぼち始まりましたが(私も一般向けに自分の研究室の説明をやった)、あの頃に比べると、随分洗練されてきた感じです。





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