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2015年2月 9日 (月)

HFを使えることのありがたさ

最近地震が多いこともあって、私の勤め先でも「事業継続性計画」の検討を進めています。

「事業継続性計画」とは、大規模な災害に見舞われて事業活動の継続が難しくなったときに、どの業務を優先してやるか、どの業務をあきらめるかをあらかじめ決めておいたり、本社のバックアップ拠点を用意しておき、災害時はそちらのほうに切り替えて業務を続けられるようにするとか、そういうことを考えるわけです。

そこで問題になるのが、災害時の連絡手段です。

本社とバックアップ拠点の間の電話や専用線が使える保証はありません。

そこで、「無線を使おう」という話になるわけですが、これが簡単そうで簡単ではない。

業務用に使える無線は軒並みVHFです。これだと見通しの範囲でしか連絡が取れません。またMCAのように基地局を介するものは、その基地局の電源が落ちるとアウトです。

バックアップ拠点は、本社から一定距離離す必要がありますから、VHFの届かない場所にあったりします。そこで、できればHFで連絡できるとよいのですが、HFの業務用無線というのは船舶や航空など非常に用途が限られていて、一般の企業が使えそうにはありません。

確かに、HFの電波は簡単に海外に飛んでいってしまいますから、それを使うためのハードルは非常に高いようなのです。

そう考えると、我々がHFを一定の帯域幅でほぼ自由に(アマチュア業務に限りますが)使用する許可をもらっているというのは、とても貴重なことのように思います。アマチュア業務だけやっているとそういうことにはなかなか気づかないので、その事実を多くの人に認識してほしいものです。

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コメント

非常時はアマチュア無線を利用することができますので、うちでは系列会社間でHFの設備を整備しています。
過去の大地震で実際に役立ったそうです。

系列会社間でHFの設備を整備・・・これは良いですねえ。

災害対策で自治体や企業がアマチュア無線を導入している話は、少なくともアマチュア無線の世界ではよく聞くのですが、

・自治体や会社の防災計画の中に正式に組み込まれているのか?
・免許保有者の継続的な確保や設備の維持管理はどうやっているのか?

というあたりがいつも疑問なんですよね。
会社のサークルとしてのアマチュア無線クラブが災害時にも活用できますよ、というのなら分かるのですが、会社の取り組みとしてやる場合、ボランティアベースで運用するわけには行かないので悩ましいです。

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