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2022年5月 8日 (日)

タワードライブアンテナ その後2

160mでどうにもチューニングが取れない我が家のタワードライブアンテナ。

どうしたものかと思っていたが、JA2IVKさんの記事(2015年のTopBandMeetingの発表資料のようです)を見かけて改善を試みることにした。

IVKさんの資料によると

・シャント線の接続位置を高くすると給電点のインピーダンスが高くなる低くするとインピーダンスが低くなる(20~32mのクランクアップの場合、最上段もしくは上から2段目上から2段目でFBな局が多い)
・シャント線とタワー間を離すと給電点のインピーダンスが高くなる。近づけるとインピーダンスが低くなる(10~80cm)

とある。

我が家のシャント線の接続位置はタワーのほぼ中間で(よく見ると中間よりも下だった)、しかもタワーとの間隔は30cm程度である。これらシャント線の張り方がまずいのではないかと思うようになった。(いままではアースが甘いのではないかと思っていた)

 

そこで、気候も良くなったのでタワーに登り、まずシャント線の接続位置を高くしてみた(8m→12.8m)。

01_20220508182401

その結果、

・1.9MHzのチューニングが簡単に取れるようになった(今まではリグのアンテナチューナ併用でなんとか出られた)。

・1.8MHzのチューニングが不安定ながら取れるようになってきた。

そこで次に、シャント線とタワーの間隔を離してみようと思ったが、あいにく長めの腕木のようなものは持ち合わせていないので、タワー下部だけ間隔を広げてみた(1mくらい離して斜めに張った)。その結果、

・1.81MHz付近、1.84MHz付近でチューニングが取れて、多少安定するようになった。

となった。

目標とする1.8MHz帯で一発チューニングにはいたらなかったが、改善の手掛かりを得た感じがする。

また機会を見てシャント線の接続位置やタワーとの間隔を変えてみたいと思う。

 

 

 

 

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アンテナ」カテゴリの記事

コメント

ご苦労さまです。
共振周波数を確認してみてください。
接地がメッシュのため周波数に依存しませんから、共振調整はタワー側でするしかありませんね。
もしエレメント長が足りないようでしたら、タワートップから長いワイヤーを斜めに引き下ろすことにより、キャパシタンスを追加する方法があります。

確かにそうですね。まだ一度も確認していませんでした。
実際にはエアバリコン等のキャパシタはなく、ATUにその役割を負わせていますので、ATU抜きでどの程度か、また、適当にATUにチューニングを取らせてからだとどの程度か、アナライザで見てみたいと思います。

そうでしたね。
給電部によく入れているキャパシタは、タワーが高すぎて共振周波数が低くなる人のための短縮コンデンサと解釈していますので、不要な人には不要かと思います。
給電点での共振周波数が2MHz台に行ってしまっていると、ATUを使っても厳しいかと思いますので、極力これを目的周波数に近づけることが大事かと思います。
また結果を教えてください。

VU4W 40F Cong!
お見事でした。

昨夜の40mのVU4W見られてましたか。
4回ほど連続で呼んだら頭が痛くなったので、しばらく送信せずに様子を見ていたら運よくコールバックがありました。
DFはいつかのLSFさんの記事に倣って2700Hzあたりの端っこで呼んでいます。

30mも結構でございました!
良いところで呼んでおられました。

LSFさんに先を越されたのも見ておりました!
私もなんとか出来ました。

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