無料ブログはココログ

« 2025年3月 | トップページ | 2025年5月 »

2025年4月

2025年4月28日 (月)

ZS8W 初日

4月28日(月)。

ZS8W(Prince Edward & Marion Is.)が昨日の夜から出始めたようなので、連日の強風で下げたままになっていたアンテナを朝のうちにエレべータアップし、運用再開に備えた。アンテナもショートパスである230度方向に向けて置いた。

15時過ぎ、PSKReporterに表示が出る。20mのFT8。とりあえずリグの電源をいれて信号が見えるか確認する。

しかし、呼んでいるJA局は見えるもののご本尊は見えない。

そうか、この時間だとロングパスか。

受信したままアンテナを反対の50度方向に向けて動かしている間にZS8Wの信号が見えた。-15くらいで3ストリーム。これなら十分いけそう。

DF=2700くらいの空いているところでしばらく呼んでいたらコールバックがあった。とりあえずATNOの1交信確保。

 

2025年4月24日 (木)

VP2VIまとめと、FT8に関する考察

英領ヴァージン諸島から出ているVP2VIだが、連日、しかもFT8中心に運用してくれているおかげで、かなり多くの方が1QSOは出来てきたのではないかと思われる。(なんだかCQ誌のDXコラムの記事みたいな書き方だが)

今朝(4/24)は15mSSBのオンフレでさばいていて、しかも呼ぶ局は多くなかったので、「信号が聞こえていれば」QSO出来たのではないかと思う。ただし「信号が聞こえていれば」という条件が結構重要で、ペディション期間中、FT8以外のCWやSSBの信号はおしなべて弱く、今朝もかろうじて何を言っているか判別できるといった状況であった。(ますますCQ誌みたいな書きぶりだ)

私も何とかFT8なら30m~10mまで出来たのだが、40mとなると聞こえたのは数日のみで、その時はパイルも大きかったので歯が立たなかった。

CWの方は、20mと15mはまずまずReadableな信号だったものの、17mや12mはか細い信号でいまだ苦戦している。SSBは聞こえる方が珍しく、今朝の15mは期間中最も条件が良かったのではないかと思う。

 

閑話休題。

 

以前は珍しいところから運用があると、Clublogのマス埋めをするビッグガンに対してATNO局のチャンスをつぶしているとの批判が出たり、パイルの最中に妨害をする輩が出没し、それを注意するポリスとの応酬で収拾がつかなくなったりすることが良くあったが、最近はそういうことはあまり起きていないような気がする。「DX Code of Conduct」と言うようなこともよく言われたものだが、最近はこれを強調する人も聞かなくなった。こういった最近の「落ち着き」はFT8の普及によるところが大きいような気がする。

結果として運用のモード配分がFT8ばかりになってしまい、かつてのCW/SSBでのリターンポイント・空き周波数探しのスリリングさが少し懐かしいくらいに思うのだが、とにかく1QSOを得るために多大な時間の消費--大パイルの前で何時間もイライラする時間を費やさざるをえないこと--をしなくて済むようになったのはありがたいことである。


いやいやそういう努力をすることに意味がある、価値があるとする考え方もあると思うが、私にとっては無線はそこまで骨身を削ってすることでもないし、他のやるべきこと--仕事や、家庭のことや、旅行にも行きたいし、髪を切ったり医者に行ったりもしなくてはならない--に時間を費やせるようになったのは、明確な「生活の改善」だった。

そういうわけで私はFT8をうまく使いながら、たまにはCWやSSBでスリリングなQSOを楽しみたいと思っている次第である。

2025年4月20日 (日)

アンテナ&タワーのメンテナンス

4/13(日)夕方の一時的な強風でアンテナの向きが変わってしまった。

ほんの1-2時間だけの風だったのだがかなりの強風で、アンテナを下げたほうがいいのか迷っている間に向きが変わってきたので、エレベータダウンできなくなる前に慌てて下げた。

強風の中の作業だったので同軸が途中で絡まり、ウィンチのワイヤーがわずかな時間たるむというアクシデントもあり(その間、ゴンドラの重量が同軸2本+ローテータのケーブルに掛かったかもしれない)、悪天候時は普段通りにはいかないことを思い知った。

とはいえ、何とか地上近くまでさげることができ、そのまま週明けとなったのでしばらくはそのまま放置。

 

その日以降、毎日夕方になると強風が吹いていたのだが少し落ち着いてきたので、4/16(水)から空き時間を見ながらアンテナの方向修正を始めた。アンテナを見ると上段のHB9CVと下段の3エレの方向は互いにずれていない。つまり方向のずれは、アンテナを取り付けているマストクランプの所で起きているのではなく、ローテータの軸受け部分で起きているということである。

そこで、エレベータダウンした状態ですこしずつローテータを回しては、軸受け部分のボルトを緩めて手でアンテナの向きを直す作業を繰り返し、何とかエレベータで巻き上げられる状態まで持っていった。ついでに、アンテナ設置時から感じていた若干の方角ずれもこの機会に直すことにした。建築確認時の図面上で真北(磁北ではない真北)を確認し、図面上で分度器を使ってエレベータダウン時の方角を正確に出し、その時にコントローラの針もその方角を向くように調整した。約20度ほど実際の方角より西に寄っていた。

 

4月19日(土)。

この日はもうアンテナを巻き上げてしまっても良かったのだが、風もなく穏やかな日だったので、タワーの中ほどまで登ってケーブルに異常がないかを目視し、ビニールテープなどをまき直した。

中ほどまで登った時に、高さ15mほどの所に取り付けてあるVU用のGP用の同軸がたるんでいるのが目に入った。せっかくここまで登ったのだし・・・と思い、頑張ってそこまで登り、ケーブルのたるみを直してきた。たるみの原因は、同軸を止めていた結束バンドが劣化して切断していたからだった。

このGPを取り付けている腕木は、タワードライブのシャントフィード用ワイヤーを吊り下げている腕木でもあるので、その吊り下げポイントも目視してきたが特に異常はなかった。

そしてこの日の夕方、ウィンチを巻き上げ、1週間ぶりにアンテナを上までエレベータアップした。

アンテナの向きを東に20度修正したことでアンテナ回転時の同軸の余長が足りなくなるのでは?と少し心配だったので、ローテータを少し動かしては下から双眼鏡で同軸の巻き込み具合を確認した。幸い、360度回転しても余長の範囲内に収まっているようだった。

さて一夜明けた今日4月20日。

太ももと腕が筋肉痛である。タワーに登っていた時間はそれほど長くはないのだが(30分も登っていない)、それでも上下方向の運動はかなり筋肉を使うようで、今日は一日足がガクガクだった。

 

2025年4月 6日 (日)

散歩

Img_6235s
4月5日(土)。

午前中は医者や髪を切りに行き、昼前には帰宅。その後天気も良いので近所の公園まで散歩してみた。ここのところリモート勤務が続いていて近年まれにみる運動不足に陥っているので、こんな機会は逃すわけにはいかない。

帰り道、普段と違うルートを通ったらぶどう畑越しに自宅のタワーが見えた。こんなところから見えると思わなかったので写真を一枚。

 

« 2025年3月 | トップページ | 2025年5月 »