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タワー

2021年9月12日 (日)

アース工事その後

今日は休工日なので、メッシュ筋と銅線の結束方法をいろいろ試す。

現在の状況はこんな感じ↓

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細めの銅線で結束、導電性糊つきの銅テープで接着、結束バンドで結束…などいろいろ試したが、一番まともそうだったのが「細めの銅線で結束+はんだ付け」。

屋外ではんだ付けする道具を持っていなかったので、ガスバーナーではんだをあぶってしまうことにした。コツをつかむまで何度か失敗したがそのうちうまくできるようになった。

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そして立ち上がりの部分は38sqのIV線と1.6Φの銅線をボルコンでねじ止め。

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メッシュ筋はよく見ると1枚ものではなく複数枚を結束してあるので、なるべくすべてのメッシュ筋に銅線が接触するようにはんだ付けを複数個所行った。

明日はこの部分にコンクリを打設。そして火曜日に残りの半分のコンクリを打設予定。

 

2021年9月11日 (土)

駐車場コンクリ打設工事 兼 アース工事

我が家のタワーは自宅の前庭に建っているのであるが、その下は駐車場である。

現在駐車場は砕石を敷いているが夏場はどうしても雑草が出てしまうので、意を決してコンクリを打つことにした。

と言いながら、意を決した理由の半分は雑草ではなく、タワーをローバンド用のアンテナに活用する時のアースが欲しかったからである。

コンクリ土間を作る時には中に「メッシュ筋」を入れる。このメッシュ筋に銅線を這わせて面的なアースにしてしまうつもり。

 

今日の午前、駐車場の半分にメッシュ筋を敷いてもらったので、午後からそこに用意しておいた1.6Φの銅線を引き回す。そして銅線とメッシュ筋を0.5Φの細い銅線で何か所か結束していく。しかし実際にやってみるとなかなかうまく固定できない。メッシュ筋は基礎用の鉄筋と異なり表面がつるつるしているので、同じくつるつるしている銅線と結束てもすぐに動いてしまう。もちろん電気的な接触が保たれていればいいのだが、コンクリを流し込んだ時に銅線とメッシュ筋の接触が悪くなるとうまくない。

結束には銅線は不向きかと思い鉄線でやってみたが、今度は固すぎてうまく結束できない。

明日、もう少し太めの銅線でチャレンジしてみるが、いよいよだめなら導電のり付きの銅テープで巻いてみようか・・・。

 

2021年8月12日 (木)

アンテナの向き修正

台風9号から変わった低気圧の影響で8月9日~10日かけて強い風が吹き、RDPの向きが変わってしまった。

台風10号が太平洋側にずれてくれたのでほっとしていたら、「元台風9号」のことをすっかり忘れていた。おそらく気象情報で「台風」のところを見ると台風10号しか表示されなくなったからだと思う。気象情報はやはり「天気図」を見ないとだめだ。あの間隔の狭い等圧線を見ればすぐわかったこと。基本が大事。

RDPは下段の八木のブームと並行にしてあったのだが、それに対して45度ほどずれてしまった。このままではエレベータダウンできない。雷シーズンでもあるので早急に直さないといけない。しかしそのためにはタワートップまで登らないといけない…。

できることならタワートップには登りたくないのでどうしたものかとタワーを下から眺めていたら、「45度程度のズレなら途中まで降ろせるかも」ということに気づいた。双眼鏡でエレメントとタワーの位置をよく見ると若干の隙間がある。タワーは途中で裾野が広がるので地上までは無理そうだが、てっぺんで作業するよりはマシだ。

そこで、双眼鏡でタワーとエレメントの間隔に注意しながら少しづつエレベータを降ろし始めた。途中間隔が狭くなるとちょっとだけローテータを回して隙間を作り、そろりそろりとタワーの半分くらいまで下げることができた。

その時点でやっとタワーに登り、RDPのマストクランプを少し緩め、少し勢いをつけて回したら向きが直った。

そのあとは普通にエレベータダウンし、緩めたマストクランプを再度締め上げ、ついでに八木とマストベアリングのねじのゆるみをチェックした(マストベアリングCK46のマスト固定ネジとロックナットが緩んでいたので再度締めた)

今日の夕方からまた天気が崩れるそうなので、とりあえずアンテナは下げたままとする。ちょうどいまリグ~PC間のインタフェースが壊れているので、その代替品が届くまではまともに運用できないし(それはそれでいかがなものかと思うが今日の本題ではないので脇に置いておく)、おとなしくしていることにする。

 

2020年11月20日 (金)

タワー工事:検査済証受領

11月20日(金)。

今朝9時前、すでに会社にいるときに個人携帯が鳴った。

電話は建設事務所から。昨日完了検査を行った結果、検査済証を発行したので取りに来るように、とのこと。

特段追加の確認や資料提出なくOKとなったので一安心。

先月からフレックスタイム制となったので会社を30分ほど早く上がって、会社の近くの建設事務所に行き、検査済証を受領。日付は11月19日付けでした。

これで8月の確認申請からはじまった一連の工程が終了しました。

タワー建設構想自体は2年前の自宅新築計画時からありましたので、都合2年半かかりました。長かったです。

 

 

2020年11月17日 (火)

タワー工事:完了検査の申請

11月17日(火)。

ようやく完了検査の書類が完成したので、建設事務所に申請書を持ち込んできました。

使用した様式は「第19号様式 完了検査申請書」で、これに必要事項を記入。

この19号様式に加え、以下の資料を添付しました。

(1)基礎に使った鉄筋の検査証明書

(2)基礎コンクリートの配合計画書、塩化物含有量試験結果、強度試験成績書

(3)タワーの鋼材の鋼材検査証明書(いわゆる「ミルシート」)

(4)工事状況(確認申請の図面通りの工事を行ったことを示す工程ごとの写真)

 

(1)は基礎工事をお願いした業者さんから入手。(2)は生コン会社の作成した資料を基礎工事の業者さん経由で入手。(3)はクリエートデザインの出している資料をタワー建設をお願いしたラジオクラフトさん経由で入手。(4)は基礎工事をお願いした業者さんで作成していただいたもの。

(1)(2)(4)は基礎工事の業者さんに確認申請+完了検査を受けることをあらかじめお伝えして用意してもらいました。(3)はデフォルトで製品に添付されているわけではなかったので、タワー発注時にクリエート社に直接依頼するか、工事をお願いする業者さんに入手を依頼しておくと良いようです。(私の場合は後から入手してもらいましたが)

(2)のうちの強度試験成績書は強度試験に4週を要するので、基礎生コン流し込みの時にサンプルを採取してから最速でも28日待たないと入手できません。したがって、完了申請を行えるようになるのは基礎工事から4週以降となります。私の場合、確認申請時に工期を10/1~31に設定していたのですが、この強度試験の結果を入手したのが11/5でした。確認申請時の工期が延びたからと言って特にアクションは必要ないらしいのですが、一応参考までに。

なお申請書の書き方は、申請書の最終2ページに説明があるので、その説明だけでも何とかなると思いますが、私はこちらの記入例を参考にしました。建築物用の例なのですが、書きっぷりというかどの程度のことを書けばよいのかの雰囲気はつかめると思います。

 

最後に申請書と添付資料を綴じ具でまとめ、建設事務所で様式の選択に間違いがないことを確認してもらってから申請書の所定の欄に検査手数料¥14,000分の証紙を貼付し、提出してきました。

さて実際の検査ですが、立会いがいるのかと思っていたら、検査対象がある場所に立ち入ることができるのなら他の建築物などの検査のついでに一緒に見て回るとのこと。検査は今後1週間程度の間に行い、何か確認が必要なことがあれば電話するということでしたので、個人携帯の番号をお伝えして帰ってきました。

 

2020年11月13日 (金)

タワー工事:近所の反応

庭にタワーが建って2週間ほど。

先日の朝、ごみ捨てのためごみ袋を持って玄関に出ると、やはりごみ捨てのため通りを歩いていた近所のご婦人から「大きいのが建ちましたねえ」声を掛けられた。別の日にも別の人からやはり「大きいのが建ちましたなあ」と声を掛けられている。やはり近所の人は結構見ている。

我が家のXの話によると、町内会の案内を持ってきた近所のご婦人から「この鉄塔のアンテナは回るんですか?」と尋ねられたそうだ。このご婦人の話によると、アンテナが回るところを見たそうである。

アンテナが回る時というのは、私が家にいて、かつ無線機の前に座っており、さらにビーム方向を変えようとしている数分間しかない。もちろん明るい時間帯でないと見えない。そんなタイミングに良く遭遇したものだ。

あさって日曜日は朝から公民館清掃がある。今度は何を言われるだろうか。

 

2020年11月 1日 (日)

アンテナの回転と上げ下ろしチェック

自分でタワーを建てたり、アンテナ設置をすれば、工事完了の頃には習得しているのだろうが、今回は業者さんにやってもらったので、改めて自分でもやってみた。

■アンテナの回転チェック

回転の中心は北に設定してもらったけれども、一応左に180度、右に180度回転させて、引っ掛かりがないかをチェック。

こういう作業は明るい時間帯でないとできない。

これは問題なし。

しかしアンテナが回る時、ローテーターの振動がタワーに伝わって結構うるさい。静かな夜中にやるとちょっと近所迷惑かもしれない。

 

■アンテナの上げ下ろしチェック

まずはアンテナのビームの向きを南南東(150度)に合わせる。なぜならこの位置で上げ下ろし可能にしてもらったから。

しかし実際に150度に合わせてみると若干タワーに引っ掛かりそうなに見える。そこで少し回転させてみるとだいたい140度でタワーのレール面とブームが平行になる感じだった。この角度はちゃんと把握しておかないと、緊急で夜間のアンテナダウンをするときに困ってしまう。

本当を言うと、ビームの向きが北北西の時に上げ下ろしできるようにしてほしかったのだが、業者さんの作業の都合もあったのか、そういうことになってしまった。まあこれは今後ゆっくり調整することにする。

もっというと、実際の北とインジケータ上で北に合わせた時の向きも少しずれているようだ。実際はインジケータよりも少し東を向いている。これも今後ゆっくり調整することにする。

さてアンテナの向きを合わせたら、ウインチでトラック(アンテナの乗った台車)を下げる。これは比較的ラクな作業。

下まで下げたら今後は上まで巻き上げる。この時は少し力が必要だし、ワイヤーがウインチ上できれいに巻かれるように手で少しガイドしてやらないといけない。少しずつ巻き上げていくとあるところで巻き上がらなくなるところがある。そこがおそらく最上部。しかし真下から眺めたのでは最上部にいるかどうかが分からない。少なくともアンテナが回転できる位置にいないといけない。

そこで少し離れた位置からタワーを眺めて回転可能な位置にいることを確認し、再度アンテナを回転することを確認。

それにしてもこのウインチはどういう仕組みでブレーキがかかっているのか分からない。ラチェットのような仕組みになっていると思うのだが、アンテナを下げるときにラチェットの爪をリリースするような操作も不要で、ハンドルをただ反時計回りに回すだけでよい。巻き上げているときも爪が都度ひっかかるような音もしない。便利と言えば便利だが、不安と言えば不安だ。

2020年10月28日 (水)

タワー工事:アンテナ設置

10月28日。アンテナ設置の日。

今日は仕事を休めなかったので、家にいるもののリモート勤務。したがってあまり写真はありません。

アンテナを載せる前に、エレベータの台車とレールの間の隙間を少し広げる作業をしてもらいました。

これは台車の滑りが悪く、最悪台車が降りてこない可能性がありそうなためで、台車側のガイドをグラインダで若干削ってもらいました。

そのあとアンテナの組み立て。

アンテナはクリエートの318です。14-21-28の3エレトライバンダーですが、28だけ専用のリフレクタがあるので見た目は4エレ。

15時ころには埋設管へのケーブル通しを行い、残る無線機側のMコネ付けと、ローテータのコントローラの配線は私の自室内の作業となるので、あとで私のほうでやることにして、ひとまずアンテナ工事は完了。

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まだ試し打ちができていないので、出来上がった感じはしませんが、何とかここまでたどり着きました。

 

2020年10月27日 (火)

タワー工事:建柱

10月27日。

今日はラジオクラフトさんにお願いしていたタワー組み上げの日。

朝8時半頃ラジオクラフトの鶴田さんがいらして作業を始められました。

途中から応援のMさんも到着して、午前中は各セクションの組み立て。

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一方、私は先週敷設した埋設管(約10m)にみち糸(メッセンジャーワイヤ)を通す作業を行いました。

最初0.9mm径の針金を押し込んでいきましたが、途中から針金が曲がってしまい、なかなか奥に入らない。うまい方法はないかとネットで検索すると「ビニールひもを掃除機で吸え」とある。本当に出来るのか半信半疑のまま家から掃除機を出してきて、遠端のほうに何センチかビニールひもをいれて、手元の端から掃除機で吸引してみたら、みるみるビニールひもが吸い込まれてあっという間にひもが通ってしまいました。そのあと、このビニールひもに先ほどの針金を縛り付けて引っ張り、無事メッセンジャーワイヤたる針金が通りました。

さて午後からはクレーン作業。

13時過ぎに地元のクレーン屋さんが来てまず、根元の3セクション分を吊り上げて基礎に据え付けます。

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次に、上部3セクションにエレベータキットのレールを組付け、エレベータの台車を引っ張るワイヤも通したうえで、クレーンで吊り下げ。根元の3セクションとつなげます。

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そのあと、根元の3セクションにエレベータのレールを組付けます。一番下のレールを組付ける前に台車をレールに通し、そのあと、最下部のレールを組付けていきます。台車が落下しないようにクレーンで吊りつつ行うなど、このあたりはクレーン屋さんと息を合わせた作業。

最後にウインチを取り付け、そこにワイヤーを巻き取って今日の作業は終了。

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やはり一日で建柱とアンテナ設置までやるのは厳しかった。予備日の明日も作業となりました。

明日はアンテナの設置とケーブル処理です。

今日は仕事を休みましたが、明日の午前中は外せない打ち合わせがあるので、家からリモートで出ることにしました。

2020年10月24日 (土)

タワー工事:埋設管布設

10月19日。埋設管を敷設してもらいました。

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我が家のタワーは建屋の近くではなく庭の真ん中に建てたので、シャックとの間にどうケーブルを引き回すかが課題でした。

昨年そんなことをグチグチとブログに書いていたら、2エリアのある方から「私はフレキシブル電線管を使っています」というメールをいただきました。地中に電線を埋設するような工事はよくあるそうで、そのための製品があるという情報をいただき、私のところでもそれを採用することにしました。

シャックの壁にはもともとケーブル引き込み用に100Φの穴をあけていたのですが、フレキシブル電線管(以下フレキ管)でそこまでの太さのものはあまりないようで、結局、手に入りやすい内径36Φのものを2本埋設ということになりました。

基礎屋さんにユンボで深さ30cmほどの溝を掘ってもらい、ケーブルを埋設、そのあと再度埋め戻してもらいました。

計算ではフレキ管1本に8D-2Vが2本は通るのではないかと思っており、足りなくなったら3本目を敷設すればよいか、と楽観的に考えています。ここにケーブルを通すのがが容易なのかどうかは、このあとのアンテナ設置作業で分かるはず。

タワーの組み上げ、および、アンテナ設置工事は10/27の予定です。